こんにちわ、おみるです。
今日は妊娠・出産の振り返りの続きを。
妊娠と同時に「卵巣嚢腫」が分かったときのことを書きたいと思います。
(前回の内容はコチラ↓)omiru.hatenablog.com
分娩希望の産院での初診、赤ちゃんの姿が見えて本当に安心しました。でも、卵巣の腫れは残っていました。
これが「卵巣嚢腫」というものでした。
妊活中の通院時の内診では見られなかったので、妊娠がきっかけで出来たものだろうとのこと。自宅での絶対安静で様子を見ることになりました。
卵巣嚢腫といっても良性・悪性や、自然に治る場合や手術で摘出する場合など様々です。
結果から言えば、私の場合は良性のもので自然に治りました。
「絶対安静」というのは、運動を控えておとなしくすればよいのではなく、食事・トイレ・お風呂以外は横になるということだそう。とにかくなるべく動くなと指示がありました。(もちろん、症状やお医者さんの考え方にもよると思いますが、私の場合はこうでした)
卵巣の腫れが見えたのが4週の頃。6週での診察日から卵巣嚢腫の縮小が分かった16週までの約3ヶ月間、仕事は休職し、実家での安静生活が始まりました。
経過と当時の私の気持ちなど↓
4週:3cm
(え、卵巣が腫れてる?)
6週:3cm
(心配だけど、自然に治るでしょ〜)
8週:5cm
(ん?待って大きくなってない!?)
10週:9cm
(このタイミングで卵巣嚢腫は総合病院にかかることに。妊婦健診・分娩は産院のまま)
12週:12cm
(総合病院での初診。15週までに縮小が見られなければ手術することが決定)
14週:8cm
(縮小していた!ので、このまま経過観察。並行して二つの病院に通うのがしんどかったので、総合病院へ転院することに)
16週:4cm
(ホッと一安心)
10cmを超えたあたりで手術は覚悟していました(手術をしても妊娠は継続できると説明がありました)。なので、自然と小さくなっていたことには自分でも驚きました。
妊娠を機に卵巣嚢腫が見られることは珍しくないそうです。ネットや妊婦さんが交流するsnsの場でも結構居ました。
私は当時同じような方の経過をネットで漁りまくりましたが、症状や経過は本当に人それぞれ。ただでさえ妊娠初期は精神的にも不安定になっていたので、あまりネットは見ずに、自分の置かれた状況と向き合うべきだったなぁと今になって反省しています。
何が一番辛かったって、時間が経つのが遅すぎることです。私の場合は2週間ごとの経過観察でしたが、次の診察までの2週間が本当に本当に長かった…
赤ちゃんは元気なのか、腫れは小さくなっているのか、とにかく気になって仕方なく、時間が過ぎるのがとてつもなくゆっくりに感じました。
どこか心の中に心配事があると、あんなに大好きだったテレビもあまり面白いと感じないんですよね。
でも、この期間があったことで、自分が仕事や人と関わることが好きな人間だということに気付きました。
なので、3ヶ月間の休職後、職場復帰しました。それからは、精神的な不安や孤独が和らいだように感じます。ちょうど安定期に入る頃ってのもあったけれど。
妊娠中の身体って何があるか分からないし、休職後の職場復帰については賛否両論あると思います。個人的には、心が健康であることが大事なのでは、と私は考えています。
ちなみに休職の間は、傷病手当金をもらっていました。
(悪阻等でも仕事を休まざるを得ない場合は、必ず傷病手当金の対象となるか確認すべきです。)
私の長い長い妊娠初期は、こんな感じでほぼ寝ていたのでした!